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#2 結婚式やお葬式に参列する?しない?

パーキンソン病になってから冠婚葬祭を何回か経験しています。自分の状態を普段から良い状態に維持をしておかないと、行事に参加するハードルが上がるなと感じるこの頃です。

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パーキンソン病もちが結婚式に参加した話

結婚式場で結婚式を挙げる場合、結婚式の参列者を全員で記念撮影するイベントがあります。人数が多いと、階段上に並ぶことになるのですが、10段くらいの階段を見た瞬間、私が思ったこと。

「登るのは容易いが、手すりなしで降りるのは難易度、高い…」

と思い、段が低いところは基本親族が位置するのが通常です。撮影後に降りようと苦心していたところ、友人が手を借りて降りました。

また、披露宴の座席配置では、パーキンソン病で知ってて気心の知れた方に囲まれるなら、私は気が楽です。一方で、全く初対面で年上の方が多い場面など緊張感を強いられる座席配置だと、手が震えてるなどの指摘を受けた時にパーキンソン病の説明をせざるを得ません。

パーキンソン病をオープンにしている方は説明しやすいですが、オープンにされていない方の場合、説明をする難易度が上がります。適当に説明する方法もあるのですが、整合性を整えながらお話しするのは面倒です。ここが悩みどころです。

葬祭であったこと

パーキンソン病になってお葬式に何回か参加しました。その時の状況としては、3パターンありました。

  1. 薬がよく効いていて、普通に行動ができる時
  2. お葬式の参列をお断りされた時
  3. 体調の変化がうまく予測できず、動けない心配がある時

項目1の時は、何も問題が起きないので、ここでは割愛します。次に、項目2に関しては、遺族側が哀しみの中、葬儀に関連する事項を次々にこなす必要があるので、致し方ないと思います。葬儀中にパーキンソン病もちが訪問して何かあった時、対応するのが負担になるかもしれません。どうしてもご挨拶に伺いたい時は、落ち着いた頃に伺ってもいいかを聞いた方が良いと思います。

問題は、項目3のパターンに該当した時です。一般的に、パーキンソン病と長く付き合っていると、どうしても動けなくなったり、転倒したりと、突発的に起こる可能性が高まります。宗派によって葬祭の様式が違うので、スムーズに動けるように、薬の調整をとる等、事前に準備はしておいた方が良いです。

私は過去に親戚の葬儀に、歩行器持参で参加。私が使っていた歩行器は、上腕で歩行器を支える仕様になっていたので、手で押す歩行器と比べて、かなり大きいです。葬儀場から火葬場に移動する際のマイクロバスには、歩行器が乗せられず、自家用車で移動することになりました。この問題を予測できなかったので、事前に相談できず、遺族の方を困らせたかもしれません。

パーキンソン病もちが冠婚葬祭に参加するのに、受け入れ側の大きな負担を要する心配があります。普段からの関係作りがものを言うだろうし、動けなくなった時の対処を周りにお伝えしておく必要がありそうです。

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