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#01 私のパーキンソン病発症スイッチは何だったのだろう?

健康的な生活をする

このサイトの管理者、Yoshidaです。今回のお題はパーキンソン病のスイッチを押したきっかけ候補を考えていきます。パーキンソン病スイッチをおした可能性が高い要因は、みなさんもよく知っている項目です。

目次

事例で考えてみる

私は、2025年現在、パーキンソン病と一緒に歩き始めて19年目です。今から考えると、発症する前の状態が非常に悪く、何が起こっても不思議ではない状況でした。複数の要因が重なった結果、パーキンソン病と一緒に過ごすマラソンを始めてしまったと私は、考えています。要因は、みなさんもよく知っているものです。

  • 睡眠
  • 食事
  • 運動

この3つの切り口から、パーキンソン病発症前の私がどのような変化を経たのか、仮説を立ててみましょう。

発症前の状況

まず、就職氷河期中で新卒で就職した私。当時、営業専門の会社へ就職し、必死に仕事を覚えて最中でした。入社半年経過しても、配属された部門で使い物にならなかったため、他のグループ会社に2回、異動。最後の異動先、X県で会社の寮で一人暮らしをしていました。

振り返ってみると、最初の1年目は、入社当初から朝7時に出勤して終電間際に退社する生活を経験したり、1回目の異動で夜勤がある販売職につき、夜勤勤務のみ1ヶ月間のシフトを経験したりと、身体や精神にかなりダメージが溜まっていたのかもしれません。

最後の異動先は電話営業で、朝の9時から夜の21時まで稼働。週休2日間の休みの内、1日は出勤するのが当然という雰囲気の中、仕事をしていました。新卒から2年目になったあたりで、微熱、吐き気、過呼吸などの心身の不調が次々と出現。内科系の病院ではなかなか良くならなかったため、精神科へ。そこで診断された病名は”適応障害”。

適応障害は、外部のストレス要因によって引き起こされる心身の不調を指します。

一般財団法人日本精神医学研究センター コラム 適応障害

つまり、当時の私は、人生初の一人暮らしをしながら、新卒で過酷な状況下で日常生活を送った結果、うまく生活できなくなりました。ただ、この適応障害は外部のストレスがなくなれば、症状は良くなる傾向があるようです。

休職する2〜3ヶ月前に明け方まで吐き気、明け方まで寝られなかったり、左手の震え、姿勢が前に倒れたり、文字がどんどん小さくなったりする現象がチラホラ出現。会社を退職して実家に戻ってきたら、適応障害の症状は無くなった一方で、姿勢が前に倒れたり文字が小さくなったりとパーキンソン病の症状と似たものがどんどん、出てきました。

精神科の医師より「適応障害で処方されていた薬が、パーキンソン症候群を引き起こしたかもしれない。薬は中止してください。」と言われ、適応障害の症状もパーキンソン症候群を引き起こした薬の影響もなくなり、通常の日常が戻ってきた矢先…姿勢が前に倒れる現象が再び、出現。それから今に至るまで、パーキンソン病とお付き合いしております。

不健康な生活は健康を損なう典型例

不眠

社会人になりたての私が行った行動のせいで、不健康な生活を送っていました。具体的に事例を挙げていくと、下記のようになります。

  • 新卒で社会人になり、新しい環境になかなか馴染めない
  • 一人暮らしを開始後、栄養バランスが良い食事を取れない状態が継続
  • 営業職のストレスに耐えきれず、適応障害が発生し、規則正しい生活ができなくなった
  • 一人暮らしでアパートにいることが多く、運動量が低下
  • 一人暮らしのアパートは会社の寮でもあったので、ストレスの発散がしにくかった

この時期にもう少し、まともな生活を送っていれば、パーキンソン病にならなかったかもと思いましたが、なってしまったものは仕方がない。今より、体の状態が良くなる対策を行えばいいだけ。睡眠、食事、運動をバランス良くやっていくのが、継続目標ですね。

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